2010年10月28日 | | コメント(0)

10月24日、笛吹市八代中央スポーツ広場にて第6回笛吹市ボランティアまつりが執り行われました。当日は私も笛吹市薬剤師会の一員として出展に参加し、お薬についての相談窓口に立ちました。
4時間ほどの間に相談者は15名ほどで相談内容は禁煙、痴呆、糖尿病、血圧etc...予想していたよりも相談者が多かったというのが率直な感想です。
薬の効果や副作用にとどまらず疾患、生活、治療方法など患者さまはいろいろな不安を抱えながら生活をしています。普段から、薬局にいらしてくださったときにもっと気軽に相談しやすいような環境を目指していかなければいけないのだな、と感じました。

 10月1日より、増税に伴いタバコの価格が引き上げられたことは記憶に新しいのではないでしょうか。これをきっかけに禁煙を決意する喫煙者も多いようです。タバコは体によくないということは周知の事実だと思いますが、喫煙により、具体的には体にどんな影響があるのでしょうか。

・3大有害物質
タバコの煙には4000種類以上の化学物質が含まれていると言われており、有害性が確認されている物質だけでも200種類以上に及びます。その中でも特に3大有害物質と呼ばれているのがニコチン、タール、一酸化炭素です。
<ニコチン>
ニコチンはタバコ依存症の原因となる物質で、喫煙により速やかに脳に達し快楽を伴う精神効果があります。ニコチンは強い心理的欲求と渇望(精神依存)をもたらすため、効果が切れると不快感、イライラ、不眠、抑うつなどの脱離症状を生じます。また、交感神経を刺激する働きがあり、末梢血管を収縮させ、血圧の上昇や心臓への負担、血管の老化を引き起こします。
<タール>6137466_81218eb7b8_b.jpg
タールは発がん性物質を大量に含有しており、タールに含まれる化学物質のうち、ベンゾピレン、ニトロソアミンなど40種類以上に発がん性が確認されています。一酸化炭素は赤血球の中のヘモグロビンと結びつき、血液の酸素運搬機能を妨げます。
<一酸化炭素>
一酸化炭素がヘモグロビンと結びつく強さは酸素の200倍と言われています。本来、酸素と結びつくはずのヘモグロビンが一酸化炭素と結びつくことにより血液中の酸素が十分に運搬されず、組織の酸素欠乏をもたらします。

・喫煙による身体への影響
次に、喫煙により健康にどのような影響があるのか具体的に述べたいと思います。タバコに含まれる有害物質は煙を吸うことで、口、のどを通って気管支から肺に入ります。さらに、唾液とともに飲み込まれ、食道・胃・腸などの消化管をはじめとして、全身に運ばれます。このため喫煙による健康被害は全身のほとんどの臓器に及び、様々な疾患の発症・進展のリスク要因となります。タバコとの関係が疑われる病気の種類には、肺がん、口腔・咽頭がん、喉頭がん、食道がん、胃がん、膀胱がん、膵がん、肝がんなどの「がん」、狭心症、心筋梗塞、末梢血管障害、大動脈瘤、脳血栓、脳出血などの「循環器疾患」、胃・十二指腸潰瘍などの「消化器疾患」、慢性気管支炎、肺気腫、喘息、上気道感染症などの「呼吸器疾患」などが挙げられます。
<女性の喫煙者>
女性においては、妊娠能力の低下や胎児への影響が挙げられます。喫煙により卵巣の血流量が低下することなどが原因で妊娠能力が低下するという報告があります。また、喫煙者の子供は非喫煙者の子供と比べて低出生体重児の出生率が高くなるという報告や、身長や頭囲の成長が遅れることを示す報告もあります。この他、喫煙は肌トラブルの原因にもなります。喫煙による末梢血管収縮により、皮膚の血流量が低下します。また、大量の活性酸素がコラーゲン線維の合成を阻害するため、しわの原因になったり、皮膚の老化を促進すると言われています。禁煙を実施する事で、これら多くのリスクを抑制することができると言えます。

・受動喫煙、副流煙
喫煙は喫煙者自身の健康への影響はもちろん、喫煙者の周囲にいる人たちの健康をも脅かすと言われています。自らタバコを吸わないのに他人のタバコの煙にさらされ、吸ってしまうことを受動喫煙といいます。タバコに含まれる有害物質は、主流煙(喫煙者がフィルターを通して吸う煙)よりも副流煙(タバコの火のついた部分から立ち上る煙)のほうに高濃度で含まれているため、受動喫煙が問題視されています。受動喫煙が原因で発症した肺がんや心筋梗塞で年間6800人が死亡しているとの推計値が厚生労働省から発表されています。受動喫煙を抑制しようという動きは今や国際的なものになっており、公共的な場所を全面禁煙にする動きは今後も加速しそうです。

・いざ禁煙!
こうなると、喫煙は単に個人の嗜好だけの問題では済まされなくなります。そこで禁煙、ということになるわけですが、喫煙習慣の本質はニコチン依存症という病気です。単なる習慣や癖ではありません。禁煙の困難な理由として挙げられるのはタバコに対する2重の依存であり、ひとつは生活習慣として根付いてしまった心理的依存と、もうひとつはニコチンに対する身体的依存より成り立つ「依存症の一型」であるという認識がなされています。現在では、ニコチン依存は治療の必要な病気であると位置づけられ、平成18年6月にはニコチンパッチが保険適用となり、平成20年5月にはニコチンを使用せず喫煙時の満足感を軽減する経口禁煙補助薬(成分名:バレニクリン)が発売されました。
<ニコチンパッチ>
ニコチンパッチにはニコチンが含まれており、少量のニコチンを体内に補充することで、ニコチン切れによるイライラ感などの離脱症状を緩和しながら、禁煙を助けることを目的としています。ニコチンパッチや、ガムを噛むことでニコチンを摂取するニコチンガムといった禁煙補助薬は、 薬局・薬店で入手することもできます。
<バレニクリン>
バレニクリンはニコチンを含みませんが、その構造がニコチンに似ているため、ニコチンと同じように作用しニコチンよりも少量の快楽物質ドパミンを放出させます。もし、使用中にタバコを吸ってもニコチンは結合する受け皿がないため、満足感が軽減されます。しかし、少量のドパミンがバレニクリンによって放出されるため、禁煙に伴う離脱症状を緩和することができます。

imageCAJB36VJ.jpg健康保険で禁煙治療を受けようとする場合、保険適用の条件には施設の基準もありますので、受診する施設が保険診療を実施しているかどうかを確認することをお勧めします。

 

 

 

2010年10月25日 | | コメント(0)

この時期にスギ花粉症の話で恐縮ですが、来年のスギの花粉飛散量はかなり多いと予想されてい

sugi.JPGのサムネール画像ます。
原因は今年の夏の異常な猛暑にあります。やはり、暑い夏だった1995年の気候に良く似ているそうです。翌年の春はかなり早くから暖かく晴れた日には花粉が飛び始めたようです。
症状が出る前の抗アレルギー剤の服用がお勧めです。
早めの手当でやっかいな季節を乗り切りましょう

2010年10月25日 |

ウエノ薬局ほっと通信 Vol.5を発刊しました。各薬局でも配布いたします。

11月号は、お肌の乾燥予防などの話題です。是非ご覧ください。

※画像をクリックするとPDFファイルが開きます。
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2010年10月20日 | | コメント(0)

10月1日からのたばこ税の増税に伴う禁煙意識の高まりにより経口禁煙補助薬が不足しています。
メーカーによると新規の患者様へ薬を供給できるのは来年1月ごろになるとのことです。
たばこの煙には種々の有害物質が含まれ、喫煙によりがん、心筋梗塞、狭心症、慢性気管支炎、 喘息などのリスクが増大します。
ただ、たばこは服用している薬によっては効果に影響を与えることがあるので、禁煙する時は医師に話すようにして下さいね。

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2010年10月18日 | | コメント(0)

10月、暑かった夏もようやく終わり、やっと秋らしい気候になってきましたね。
私は新しくオープンしたウエノ南薬局で勤務していますが、最近、風邪が流行ってきたなぁと
感じています。急に気温が下がったので体調を崩してしまった方が多いようです。
私も今からしっかり風邪予防しておかなくちゃ!と思い、何かないかなー?と調べていると・・・・
大根が風邪にいいと知りました!大根はビタミンCが豊富に含まれていて、はちみつや水あめとあわせることによってのどの痛みを鎮めたり、咳を鎮めたり、痰を出しやすくする効果があるそうです。少しのどが痛むなと感じたらぜひやってみてください。
また大根の葉には殺菌力があり、刻んで絞った汁でうがいをすると予防にいいそうです。
葉にはビタミンの他にミネラルやカロチンが多く含まれいるので体を温めて体力を回復させる効果もあるんですって。
この前、スーパーで大根を安くGETしてきたので、さっそく大根レシピにチャレンジしてみようと思います。皆さんも秋野菜を上手に使って風邪対策してみてはいかがですか☆



2010年10月14日 | | コメント(0)

すっかり秋めいてきましたね。
65538125_2fc256327a.jpg秋の彩り・紅葉も楽しみですし、美味しい物が実る時期。
栗や松茸、芋、新米...秋の味覚も楽しみですね。
芋・栗・新米などは、糖質を多く含むのでエネルギー源となるものです。冬の寒さに向けてエネルギーを蓄えておきましょうという自然の摂理だそうです。
 
だったら少し太っても、これも自然の摂理!なんと思ってしまいますが(^_^;) 皆さんご存知のように、体重の増加は血圧・脂質異常症に悪影響与えますのでご注意を~♪ 程々に秋の食を楽しみ、たくさん歩いて紅葉を楽しむことにしましょう!!

2010年10月11日 | | コメント(0)

maruyama.jpgいま日本では「脂質異常症が疑われる人」が成人の約2.5人にひとりといわれています。 
血液中にはコレステロール、リン脂質、中性脂肪、遊離脂肪酸などの脂質があって、それらが基準値よりも高かったり低かったりすると脂質異常症といわれます。どの脂質が多いか少ないかによってタイプも分かれます。いづれにしても放っておくと心筋梗塞や脳卒中などの病気をまねく可能性が高いです。 
これらの脂質値は、主に、脂質・糖質・アルコールの摂りすぎや運動不足で高くなります。
また遺伝や加齢によって高くなることもあるようです。  
そうはいってもお肉には血管を丈夫にする大切なタンパク質もあり、甘い果物にはビタミンやミネラルが豊富であり、お酒には元気になるもとがあり...。 
栄養バランスのよい食生活と適度な運動が大切とのことです。  
桃やぶどうの季節が終わり、中性脂肪が高くなる患者さまも多かったような気がします。
これからはみかんの季節でしょうか。1日80~100kcalの適量を守りながら、健康に過ごしたいものです!!
 

2010年10月 7日 | | コメント(0)

torimotu.JPGのサムネール画像今年のB-1グランプリで、なんと甲府市の『鳥もつ煮』が初出場で優勝しました!! 鳥もつ煮は、砂肝、ハツ、レバー、キンカンといった鳥のもつを砂糖と醤油で煮込んだ郷土料理だそうです。煮込んだといっても素早く照り煮しているので飴状のタレが絡まっていて汁気はありません。
もつ煮といったら、豚もつを野菜やこんにゃくと一緒に味噌味で煮込んだものと思っていたので、初めてお蕎麦屋さんで鳥もつ煮を見た時はびっくりしました。お蕎麦屋さんと鳥もつ煮という組み合わせも不思議でした。そしたらこれは甲府市内のお蕎麦屋さんのご主人が考案したものだとか...
もつの栄養価は高く、ビタミンA、B、鉄分を多く含みます。また高タンパク低脂肪なのでダイエットにはもってこいです。でもプリン体は多く含まれているので尿酸値の高い方は食べ過ぎに注意してくださいね。
甲府に来て20年、実はまだ鳥もつ煮を食べたことがありません。
今度の休日はお蕎麦屋さんに行こうかな♪

2010年10月 4日 | | コメント(0)

この夏は暑くて長かったですね・・。
やっと秋らしい気候になってきてホッとします。
でも、この季節の変わり目がアレルギー体質の方には危険なんです!
日中暑くて、朝晩涼しくなるとこの気温の差が喘息には大敵。夏の暑さで体力が消耗し、抵抗力のない身体が気温の変動について行けず敏感になっている気管支に、花粉などのアレルギー源や校庭の砂埃などが原因で痰が絡み、気管支粘膜が浮腫んで呼吸が苦しくなることがあります。
そこに台風なんか来てしまうと更にゼーゼー・・・蕁麻疹も出やすいのです。
アレルギー体質の方も、そうでない方も、食事と睡眠はしっかり取って

 水分補給も心がけて体調を整えておくことがとても大切です。
まずは抵抗力をつけないと!

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